2009年07月25日

「S-Fマガジン09年9月号」

早川書房

栗本薫追悼
残念ながら栗本薫はさっぱり興味を惹かれない作家で、今回再録された作品を読んでもピンともこなかった。だから結局今後もそうなんだろう。ただ高千穂遙の追悼文(の最後)にすごさの片鱗を感じたり。というか作家にしか書けない追悼文ですごいなぁズルいなぁ。
「氷惑星の戦士」 氷惑星の原住民と植民者のいざこざに規格外の戦士ノーマンが巻き込まれて大暴れである。惑星アスガルンって北欧神話っすか先生。さすがひっかかりなく大暴れを楽しめるのだけどそれ以上は感じないのだ。
「遥かな草原に……」 放浪惑星で発見された大きなネズミのような宇宙人への追憶。こういう設定は何か自分が厭うところ。

読みきり
「求道に幸あれ」菅浩江 手段を厭わないモデルと人工に頼らないことに拘るアスリート。対比がちょっとかったるいけど連作の中で一旦テーマを総括する回だからか。美容から出発して技術による人間の変革と人間性の軸にまで拡げていく話、と。デザイナーズによる個人主義の押し付け合いとか(クレスとかが書いてるような)は今回仮定レベルで言及した以上には触れないのかな。まだ続くようなのでそのへんに注目。
posted by 魚 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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