2009年08月26日

「がんばれチャーリー」

ポール・アンダースン&ゴードン・R・ディクスン 早川書房/ハヤカワ文庫SF<791>

惑星ニュー・レムリアで休暇を過ごす少年チャーリー・スチュアートは、ホーカ人家庭教師の暴走と、切れ者の地方領主の策謀により、革命に巻き込まれることになる。
ご存知「見立て」「なりきり」を本性とし、西部劇やったり外人部隊やったりする奇妙な宇宙人、ホーカを巡るシリーズ。の長編。宇宙人相手の政治的状況をエンターティメントに見立てられるという時点で既に作者の恣意的な関与が行き過ぎなわけだが、そこを見立てそのもののインパクトで突っ込めなくするという画期的アイデアによる連作である。ここではたぶん中世英国をイメージした惑星を舞台に、予言の王子にしたてられた地球人少年の友情あり陰謀ありの冒険もの。何故か惑星国家が前近代の欧州ノリだったり、星間組織のスタンスがアメリカ的だったりしても突っ込んだほうが負け。でもそこまでやって冒険に真剣見がないというか、あまり盛り上がらないのはどうかと思うんだ。
posted by 魚 at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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