2007年12月15日

「ゾンビーノ」

 せっかくなんで「壁男」とまとめてみてきた。
 こっちは逆に、期待以上によかった。50年代米ホームドラマ風社会で、ゾンビを奴隷兼ペットにしているというアイデアだけでおかしいけれど、内容はさらにおかしかった。ワルガキも先生もぽんぽん死ぬし、主人公家族は変に独善的だし、母親はゾンビとロマンスしそうになるし、徹底してくだらない。ラストのハッピーっぷりとかはその極み。人によってはもっと突き抜けてほしいと思うかもしれないけど、ぬるい僕にはこれくらいのブラックさで充分。
 ゾンビを象徴的に理解すると風刺でもあるのかな。まあそれもこれ見よがしな感じではない。ハデさはないけど良作。
posted by 魚 at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック