「キサラギ」は評判がよかったので、「カフカ」のついでにアンコール上映を見に行った。想像以上に面白くて、むしろその日のメインだったはずの「カフカ」より面白かったかもしれない。偏執的なまでにどんでん返してみせるけど、最終的な結論はそこでいいのか?という気がしないでもない。エンディングのチープすぎ微妙すぎなライブ映像はいい感じ。
「カフカ 田舎医者」はちょっと期待しすぎたかもしれない。ぶっちゃけていって僕はそんなに面白いとは思わなかった。原作を行く道すがら読んだのだけど、あんな話だもの、どうしようもないのかもなあ。関係ないけど昔NHK教育で見てた「パクシ」とか「カロとピヨブプト」って山村浩二だったのか。腑に落ちた。
1/7「GRINDHOUSE U.S.A.バージョン」
「プラネット・テラー」はベタネタとパロディだけでできたような、B級ゾンビ系パニック物。バーベキュー屋と保安官の兄弟といい、元保安官の爺さんといい、美味しいキャラばかりだなぁ。これ見よがしにグロいし、ムダにお色気だし、フィルムが1巻なくなってるし。
「デス・プルーフ」は尻すぼみなところがB級オマージュなのか? なんというかがっつり脱力できる映画だった。ややらかったるいしシモネタだし、バタフライのラップダンスが楽しみだったのにちゃっかりロストリールだし!
オマケの予告編ネタでは、「Don’t」が一番好きかな。あーいう勢いだけのギャグが結構ツボ。ニコラスケイジのフーマンチューにも吹かされたけど。