葦の原とか、たそがれの道とかがすきなんだけど、実際アニメになった絵は意外と地味だった。
村一つ滅ぼすカタストロフも、「緑のカビでくしゃっと崩れる」じゃああまり見栄えはしないしなぁ。もちろん静かな恐ろしさはあるんだけど。
観たかった葦の原の情景が、今一つ広がりを感じなかったのが残念。
冒頭と幕のネムノキも期待はずれだったというか。漫画の白黒だからよかったのかな。
これは原作がそうなんだけど、枕斬って感染呪術食らうっていうオチもいまひとつだな。
どうすると綺麗に落ちるかは解らないけど。
原作では影の薄かった娘っこは、動いて喋るとやはり存在感が増す。
その分、展開上の段取りとして前振りなしで死んじゃうのには違和感があったな。
津波の直前にもう1シーンくらい登場しても良かったんじゃ。
うーん。どうしても期待が大きくなってしまう分、ガッカリも大きいぞ。
原作とも比べちゃうし。
来週こそアニメにして見栄えがする話だと思うので期待。